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ラカン精神科学研究所メールマガジン 第93号(2017年12月1日)発行のお知らせ

ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

2017年12月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン93号発行しました。

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。


No,93今月のメルマガのテーマは、「約束」です。 


日常的に、何日何時にどこどこへ行くなどの『約束』をします。

…ところが、親の都合で突然キャンセルされる事があります。

その理由が、親の機嫌によります。

…その親の気分や機嫌は子どもにはどうすることも出来ず、予測がつきません。

予測性の無さが不安をつくります。

予測出来ない事態がいつ起こるかわからず、常に当てにならない現実は

心の負担になります。

…またある芸人さんの話。

…いつも「父が遊園地に行こう」と言って出かける時は、遊園地が閉まっている。

さすがに子どもである自分もわかった。

遊園地が休園の日に、父が「遊園地に行こう」と言う事を。

…約束は言葉でするものです。

予定した約束が実行される、約束が守られる事は、

言葉と現実が一致する事です。

…親が現行一致し約束を守る事で、

子どもは言葉の信憑性、言葉に従う事を学びます。

そして言葉を大切にし、自分の言った事に責任を持ちます。

                             (メルマガより一部抜粋)


興味ある方はお読みください。


第93号 ラカン精神科学研究所メールマガジン


           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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by lacan_msl | 2017-12-02 00:08 | 分析家の語らい | Comments(0)
分析家の語らい 25(自己決定能力をつけ人生を切り開く)

クライアントは分析と分析の間に、自分と向き合い、自分を振り返り考えます。

あの時の自分はどうだったのだろう。

良かったのか、悪かったのか。

他者に言われた言葉によって傷ついていたり、

他にどうにかしようがあったのか、

あんなに怒られなければいけなかったのか、など。

?(はてな)がついている事、自分にマイナスをつけた事、

納得がいかない事がたくさんあります。

それら他者に規定され、自分を持てなかった事を、もう一度問い直す時が来る。

その時要請されるのが精神分析です。


親や周りは自分を悪い、間違っていると言うけれど、

本当にそうなのか。

この感覚を持って生きて来た人は、問わずにはいられません。

全く親に呑み込まれて、自分の感覚を持たずに来た人には。

この感覚さえ無いか、感じないようにしているかです。


自分をしっかり持っていなければ、他者の言う事に左右され、振り回され

結果、疲れ果てます。

10人いれば10人がバラバラに自分の考えや価値を主張してきて、

そのどれを採用していいのかもわかりません。

自分にたくさんマイナス(-)とバツ(×)がついていると、

自信が無く自己否定的で、自分の感覚を信じる事も、

自分を大切にする事も出来ません。

自分がしっかりしていれば、この人のこの意見は自分も同感だとか、

この考えは、自分は違うと言えるので、迷ったり葛藤したりする事がありません。

すると自分で物事を決めていくことが出来る、これを『自己決定能力』といいます。

クライアントは快復する過程で、この自己決定能力をつけていきます。

これによって人生が開けていきます。


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by lacan_msl | 2017-11-25 22:45 | 分析家の語らい | Comments(0)
分析家の語らい 20(人込みを人ゴミと間違っていた)

ラカンは言葉の重要性を徹底的に説きました。

私達セラピストは「辞書を愛読書とせよ」と言われます。


以前、『ひとごみ』という言葉は『人ゴミ』と書くと思っていました。

人がゴミのように集まって混雑しているという意味だろうと。

人ゴミが嫌いでした。


辞書を頻繁に引くようになって、『ひとごみ』の意味を調べると、

『人込み』:人の込みあう事。またその場所。雑踏。とありました。

そうか、自分は人をゴミのように思っていたのだと思いました。

人とは素晴らしいもの、尊敬、尊重に値するものとは

考えていなかったという事です。


『人は他者を通して自らを語る』と分析でいいます。

という事は、私が私をゴミだと思っていると気付きました。

個人として尊重される事無く、親の命令指示の下に支配され、

都合の良いように使われ、ゴミのように扱われた自分。

それらはまるでゴミのような自分です。


そのゴミである自分を通して、それを投影して他者を見るので、

人がゴミに見える。

ゴミとは物の役に立たず不要な物、無い方が良い価値のない物、捨てられる物。

そういう存在が自分であると規定して来た、そう規定せざるを得なかった。

これでは他者も自分も尊重し大事にするなど出来る訳がありません。

「人(自分)はゴミ」を「それぞれに良さを持った必要・有用・価値ある存在」

と書き換えます。


分析は個々人の良さを引き出し、人を活かす道を目指せと言います。


           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


11月は3、9、16、23日、無料談話室を開きます。

11月16日(木)は『育児の悩み』について話し合います。
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by lacan_msl | 2017-11-09 23:29 | 分析家の語らい | Comments(0)
分析家の語らい 19(流されず、充実した生き方をする)

明確な考えや自分というものを持たずに生きて来て、何かの問題に悩み

精神分析を受けます。

分析を通して自分と向き合い、自分を語ります。

そうすると、クラアイアンとはいかに自分が流されて生きて来たかに気付きます。


個人的な事なので具体的内容を提示できず、分かりにくいかと思いますが、

クライアントは、親から「こうしたい」、「こうして欲しい」言われて、

どうしようかと思いました。

あれこれと想いを巡らせましたが、明確な答えが出なくて、

成り行きに任せていくと言います。


私は「あなたはどうしたいのですか」と聞きました。

クライアントはどうしたいか、どう生きたいかを考え

「○○のようにしたい、そう生きたいです」と言いました。

私は、「あなたがしたい事と、親御さんがあなたにして欲しいと言っている事は

一致しますか」と聞きました。

クライアントは、「今、わかりました」

「経済的な不安も少しあって、親の要求をきいてもいいかなと思いましたが、

自分のしたい生き方と合わないので、親の要求は断ります」と言いました。


こうして考えるヒントと道筋をつけると、

クライアントは自ら答えを導き出します。

それをセラピストは「そうですか、いいですね」と承認・賞賛します。


流されず、自分のいきたい生き方をしていく。

そこに生きる実感や充実感が感じられます。

                 - 11月、大阪子育て相談室より -


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by lacan_msl | 2017-11-08 17:51 | 分析家の語らい | Comments(0)
分析家の語らい 16(ドラマ:陸王 第二話 『今までの自分を全部捨てて生まれ変わる』)

ドラマ『陸王』の第二話の中のセリフ。

ケガをしてスポンサーからのサポートを打ち切られ、

焦りから無理をして走る茂木選手に、監督がかけた言葉です。

「お前はもう終わりだ」

「しかし、這い上がる方法が一つある」

「今までの自分を全部捨てて、生まれ変わるしかない」

「それが出来なければ、お前は本当に終わりだ」

「這い上がれ、茂木」


その通りだなと、自分に言われているように感じました。

古い自分を殺して、日々新しい自分に生まれ変わる。

そうして自分を新しく、よりよく変えていく。

そうしなければ、いつまでも過去を引きずり、過去に捕らわれて

前に進むことが出来ない。


過去に刻まれたマイナスの文字が、今の自分を引っ張り反復してしまいます。

例えばそれが、潰されて来たために『潰す』という文字であったなら、他者を潰し、

結果、自分をも潰すことになって行きます。


『潰す』を『活かす』の言葉に書き換えて、

人を活かし、物を活かし、自分を活かす真理の道を歩けば、

人は仕合せに生きられると、精神分析は教えてくれます。


このドラマのテーマ『自分を変える覚悟はあるか』

その事を問われ、背中を押されます。


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by lacan_msl | 2017-11-02 19:42 | 分析家の語らい | Comments(0)
ラカン精神科学研究所メールマガジン 第92号(2017年11月1日)発行のお知らせ

ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

2017年11月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン92号発行しました。

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。


No,92今月のメルマガのテーマは、「心の垢を剥がし落とす」です。 


あるクライアント、1~2年前は何も気にならなかった家の汚れが

最近気になると言います。

…私達が目につき、気になる対象とは、自我(自分)イメージを投影したものです。

数多ある対象の中から、クライアントはお風呂場のこびりついた汚れ・垢が気になりました。

…このクライアントは心にこびりついた垢に気が付いという事です。

…精神分析を通してクライアントは、自分の『固着』に気が付き、

これを剥がし落としたくなった。

この心の『執着』、『固着』を剥がし落とすのが、精神分析の言語化です。

…クライアントは精神分析を受けて

やっと身体的痛みを感じない、汚れ(固着)の剥がし方を知りました。


…人は現実をありのままに見てはいません。自分の見たいものを見ています。

…マイナス思考で不幸な私であると、

選ぶ対象、見える対象は枯れたもの、壊れたものなど

ネガティブで貧相な物・事・人にしか出会わない。

反対に仕合せで楽しい私であれば、仕合せで楽しい物・事・人しか

対象として発見しません。

…見たいもの、見えるものの選択・決定は、自我の意味が決めています。

…自我の意味をプラスに書き換えれば、

選択する対象は変わり、運命・現象もプラスに変わります。

                             (メルマガより一部抜粋)


興味ある方はお読みください。

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by lacan_msl | 2017-11-01 21:55 | 分析家の語らい | Comments(0)
分析家の語らい 6(親切とは:自我理想をつくる超自我の機能)

他者を見て、あの人のあの性格はいいなと思う事があります。

自分もあんなふうになりたいと憧れたりします。


例えばAさんは親切だと感じました。

親切にもいろいろあって、過剰になるとお節介であったり、

自分勝手で、迷惑になったりします。

Aさんは親切ですが、その親切さは少し過剰と感じたとします。

そこで、Aさんから親切という性格を切り離して、

親切について吟味する必要があります。

これを脱人格化といいます。

自分にとっての親切さとはどういうものかを自分で吟味し

修正し、自分なりの親切さに書き換えます。

これは、ただAさんの親切という性格を摂り入れて真似ただけではありません。

Aさんの親切さではなく、普遍的な親切さに自分で書き換えた、

これを“自我理想”といいます。


ある時、Bさんは最近子どもがアトピーの症状が悪化してきたと話しました。

するとAさんは、それならアトピーについて書かれた新聞記事があって、

これを読むといい、FAXしてあげると言いました。

ところがBさんはそれを読みたいとは思いませんでした。

Aさんから早速FAXが送られてきました。

はっきり断らなかったBさんでしたが、Aさんは勝手にすすめていきました。


親切とは、相手の身になって考え思いやる事。

相手が読むことを前提に会話するのではなく、

「もし読むのなら送るけど、どうですか」とたずねる。

自分が良いと思う事を相手の意向を聞かずに、これは相手のためになる、

良い事をしたと勝手に思う事とは違います。

相手を尊重して、自分に出来る相手が求める助け・協力をする事です。


このように、自我理想をつくる機能が超自我にあります。


   2017.1011 大阪精神分析理論講座1 自我論3《超自我の発達》の講座内容より


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by lacan_msl | 2017-10-10 06:11 | 分析家の語らい | Comments(0)
分析家の語らい4(クライアントとの別れ、そして感謝)

旅立つクライアント。

何年かにわたり分析を受けて来て、

この度、更に成長・発展を目指して引っ越しを決めました。

クライアントのために、それがいいと話し合ってもきました。

クライアントは最後の分析でお別れを言い、

ケーキを持参され、一緒にいただきました。

私にとっては言葉で言い表せない、特別な味でした。

ありがとうございます。

そして、寂しさもあり・・・。


これまでにも彼女のように、背中を押して旅立っていったクライアント達がいます。

彼女もまた、何らかの苦労はしても、きっと自分の夢を追って

仕合せな人生を送っていくでしょう。


最後にハグをして、「いってらっしゃい」という言葉で送り出しました。

セラピールームの窓からクライアントの姿を見送り、

最後見えなくなった瞬間、一礼をして「元気で頑張って、ありがとうございました」

と心の中でつぶやきました。

きっと、うまくいく。

信じた道を突き進んでください。

ここまで頑張った貴女だから、大丈夫。


クライアントの人生の一時期に、関われたことを感謝します。


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by lacan_msl | 2017-10-07 06:56 | 分析家の語らい | Comments(0)
分析家の独り言 795(人を動かす言葉の力と意味

人は言葉と意味で動き、文字で生きています。


ある時、子どもに「○○を作って」と言われました。

『オールOK』、『敏速・適確、言われた事だけをする』で

子どもに対応してきて、その内容を子ども達も知っています。

ところが、お母さんは先にやってしまいたいことがありました。

いつもはすぐに対応してくれるお母さんが、この時はすぐに動きません。

子どもは「オールOKですぐにやってくれるのがお母さんなんでしょ。」

「今のお母さんはお母さんじゃない」と言いました。

お母さんはハッとして子どもに対応しました。

更に子どもは、「お母さんじゃないという言葉で動くんだ」と言いました。


お母さんは、いつもは敏速に対応する事を心がけてきましたが、

それをしないで子どもに「お母さんじゃない」と言われた、

この言葉と意味で動いたわけです。

このお母さんが、「オールOK、敏速・適確、言われた事だけをするのが

お母さんである」というフレーズとその意味を知っていなければ、

子どもが「お母さんじゃない」と言っても動きません。


それでは、自分はどういう言葉やフレーズを持っていて、

どういう意味で動いているでしょうか。

その言葉が前向きな明るい言葉か、

心配や不安に彩られたマイナスの言葉かが問題です。


無意識のうちに、いつもその言葉を聞いているかもしれません。

それはおそらく、子どもの頃から親に言われた言葉であったり、

親から教えられたり、または押し付けられたりした経験や

その内容からくる言葉やフレーズだったりします。


すると、子どもに語りかける言葉は親のマイナス思考や否定形、

気分でコロコロ変わる一貫性のない言葉ではなく、

明るく前向きな言葉が望ましいと考えられます。


自分が普段どのような言葉をよく口にするかを、

気をつけてみてみるのもいいでしょう。


           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


10月6,13,19,25日、無料談話室を開きます。

10月6日は子育ての悩みについてです。

http://lacanmsl.exblog.jp/28167814/l無料談話室開催のご案内‐子育ての悩み‐を、ご覧ください。




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by lacan_msl | 2017-09-28 08:18 | 分析家の独り言 | Comments(0)
分析家の独り言 792(語る事はカタルシス ‐2017.9月 大阪子育て相談等より‐)

個人の分析や精神分析理論講座、子育て相談室でクライアントは語ります。

時に涙を流しながら、怒りながら、笑いながら。


理論を聴くと「しんどくなる」、「辛くなる」、「苦しくなる」と言いながらも、

理論を通して自分を、子どもを、人を知りたいと言う。

自分の育ちや子育てしてきた経験と、精神分析理論の違いに落ち込みます。

知らなったとはいえ、こんなにも違うのか、間違っていたのかと知ります。

しかし、質問もしながら、無知を知に変えて知を得ていく楽しみや喜びがあります。


個人の分析や子育て相談室で自分の事を話します。

「こんなことは、他では話せない」と言われます。

例えば、子育て相談室いつものメンバーの中で、

いきなり泣きながら話し出します。

内容は重いものでした。

誰も批判したり、否定したりせず聴きます。


個人の分析なら尚更そうです。

語ることはカタルシス、つまり浄化法です。

抑圧された精神的苦痛を積極的に表出してコンプレックスを解消する療法です。


皆、人には言えない、表出出来ないコンプレックス、

心に引っかかって忘れたいけど忘れられない傷・苦悩を抱えています。

それを、誰もまともには聴いてくれないだろう、

受け取られないだろうと、一人で抱えています。

しかし、人はそれをただ黙って聴いて共感される事で、心が軽くなります。

これがカウンセリングや精神分析などのおしゃべり療法です。

聴き続けていくと、クライアントは自分で気付きます。

「私は○○だったんですね」とか「○○したかったんですね」等と言います。

また、分析者がクライアントの話を聴いて理解した内容を要約して

「○○という事ですね」と言うと、

クライアントはハッとして「そういう事か」、「だから○○なんですね」と気付きます。


最初は表情が暗かったり、泣いたりしていたクライアントが、

最後はすっきりした顔で、「頑張ります」と言って帰って行きます。

「よかった、頑張って、大丈夫」と心の中でも唱え願いながら、

クライアントを見送ります。


           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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by lacan_msl | 2017-09-14 22:50 | 分析家の独り言 | Comments(0)