分析家の語らい 14(赤ちゃんをお母さんの皮膚で包む=抱っこ)

フロイトの言った「寄る辺なさ」。

人間の赤ちゃんは自分では何もできない

未熟で無力な存在としてこの世に生み出されます。

草食動物である馬・牛・羊などは生後1~2時間で歩けるようになります。

1年もすれば自分でエサをとるようになり、自立に向かいます。

ところが人間は歩き始めるだけで1年近くかかり、

自立するのに18年はかかります。


人間の赤ちゃんは“生理的早産”であると言われます。

動物が生後1~2時間で歩けるようになるが、

人間の赤ちゃんは約1年かかるという事から考えると

人間の赤ちゃん1年早く生まれるという事です。

生理的には早産であるにも関わらず生まれてくるのは、

胎内でそれ以上過ごすと、脳の発達と共に脳が大きくなり過ぎて、

お母さんの産道を通れなくなるためです。


ですから、あと1年くらいはお母さんの胎内にいるはずの人間の赤ちゃんを、

生後1年間はお母さんの胎内にいると等しい環境を作る必要があります。

それは、お母さんの皮膚で包む事です。

それが抱っこになります。

胎内から慣れ親しんできたお母さんが抱っこする事です。

この時期に赤ちゃんが託児所、0歳児保育、おばあちゃんなどに預けられ

お母さん以外の人が抱っこしたのでは赤ちゃんの心は欠如・欠損します。


このつけを後から取り戻すには大変です。

お母さんの抱っこは、赤ちゃんの心を育て、人間になるために必要なものです。


       ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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by lacan_msl | 2017-10-24 00:01 | 分析家の語らい | Comments(0)
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