分析家の語らい 27(精神分析:自分を知り活かす)

私事ですが、精神分析の仕事の拠点として、

また日常の生活の場としての滋賀県大津市唐崎を離れ、

埼玉県鴻巣市に引っ越してもうすぐ3ヶ月になります。

クライアントや友人達も、関西から関東に引っ越すと言うと

大変驚かれました。

確かに私の中でも一大決心でした。


“人は生まれ変わるように住み替える”

六十歳を目前に生まれ変わりたかったのでしょう。

自分中で、「もっと自分知り理論を学ぼう」

「このままではいつか行き詰まる、動くなら今しかない」

そんな声が聴こえた気がします。

そして生まれ変わるなら、人を育む環境の大切さがあります。

孟母三遷の教えもあります。
(孟母三遷:賢母の代表とされる申しの母は、孟子の教育のためによい環境を得ようとして、三度住まいを遷しかえた)


環境を変え鴻巣に住んで、教育分析(個人分析)の回数が増やし、

理論を学ぶため複数の『理論講座』で、より学ぶようになりました。


振り返れば「自分とは何者か」自分を知りたいと思いました。

人間には意識と無意識があり、

意識は自分で意識しているのですからわかりますが、

無意識は自分では意識できない意識で、

人は皆この無意識のまま言葉を発し、行動していると知りました。

自分でありながら自分では意識できない、知ることのできない自分がいる。

そんな事があるのか。

自分の中にある無意識を知ってこそ、自分というもの全体を知ることになる。

それほどまでに人は自分に対して無知なまま生きている。

そんな中で悩んだり、迷ったり、不幸だと嘆いてきたのかと考えました。

自分を、無意識を知れば、マイナスをプラスに、

否定を肯定に変える事もできるはずです。

そうすれば、自分を活かし喜びや仕合わせを感じて生きていけるはずです。


更に自分を知り理解する事は、他者を知り理解することにもなります。

自分で知らずに自分を潰している事もあります。

自分にある破壊衝動「潰す」を知って否定し、「活かす」に書き換えます。

自分を活かせれば、他者を、クライアントを活かすこともできます。


              ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


埼玉県鴻巣市富士見町7-10   ℡090-7357-4540

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by lacan_msl | 2018-04-15 16:57 | 分析家の語らい | Comments(0)
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