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4月分析理論講座日程のお知らせ
下記のように4月分析試論講座を開きます。

日 時 : 4月13日(日) 午後1:30~4:00

場 所 : 滋賀県大津市蓮池町13-6-103、ラカン精神科学研究所唐崎セラピールーム

参加費 : 3000円(テキスト代含む)

興味・関心のある方、参加希望の方は下記へお問い合わせください。

携帯℡ 090ー7357-4540

固定電話は、23日~27日夕方まで、出られません。
27日夕方以降は、077-500-0479もつながります。

 


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この日記は研究所の日々の活動内容が綴られています
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by lacan_msl | 2008-03-22 23:32 | 教室・講座のお知らせ | Comments(0)
分析家の独り言 83 (娘と二人の成人式 その2)
昨日、振袖着て娘の成人を祝った。

昨日はいろいろトラブルがありながら、それなりに嬉しそうにしていたが、今朝、やっぱり納得がいかないと言う。

朝起きてきて、膝の上に乗り、「少し話を聞いて」と言う。

ところが話の途中で、クライアントが来て私は最後まで聞ききれなかった。

夕方、「もう一度同じ振袖を借りて、写真を取り直したい」と言い出した。

正直「また~」という思いと、それほどにこだわる、娘には大事なことだったのかと思った。

「自分でもう一度同じ着物を借りられるか聞いてみるから、そばにいて」と言う。

娘が気に入らないのは、写真館が本当なら、美容院に連絡を入れるはずだったのにに、それが出来ていなくて、あわただしい中ヘアとメイク、着付けがされて、自分が思うようなメイクでなかったこと。

だから、もう一度自分の納得のいくように自分で美容院、写真館を手配し、写真を取り直したいと。

二十歳の記念、娘にはそれほど大事なことだったのか。

まさしく、自分を持って、自分を主張し、自分のしたいことを言動として表している、それが大人。

これでいいんだなぁと思った。

着物を貸した側も、自分たちの不手際を認め、着物を無償でもう一度貸してくれることになった。

泣き寝入りせず、自己主張して、娘は自信がついたという。

私の育て方が悪かったために、娘はこれまで、自分を持てず、自信を持てず、人に文句も言えずに来た。

その娘が、今こうして自分で電話をし、言うべきことは言い、自分を主張した。

ああ、成長したなぁと思った。

それと同時に、自分の成人式のときを思い出す。

母が勝手に買ってきた着物を着て、美容院を予約したものの、どんな髪型がいいとも言わず、美容院に任せ、それが気に入ったかというとそうでもなかった。

まあこんなものかと、成人式に出席し、二十歳、成人の自覚もなくただ漫然と生きていた私より、娘はしっかりしているなと思った。


子育て(日常の接し方・不登校・ひきこもり・非行など)の悩み、疑問等ご相談ください。


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by lacan_msl | 2008-03-21 00:09 | 分析家の独り言 | Comments(0)
分析家の独り言 82 (娘と二人の成人式)
今日下の娘が振袖を着て、母親である私と二人で成人式をした。

姉のときは着物を買ったが、下の子は「お姉ちゃんみたいに1回着ただけでは、もったいない」と言い、レンタルにした。

その代わりにと、シャネルのネックレスと、ティファニーの指輪が欲しいというので買った。

レンタルの着物を指定された写真やさんに行き、そこに美容師さんが来て、ヘア メイクと着付けをしてもらい、写真を撮った。

ところが、写真やさんが忘れたのか、美容院と連絡がついておらず、あとで美容師さんに聞くと、急きょ呼ばれ慌てて来たという。

なんだか随分急いでいるようで、ヘアと着付けをしてくれた先生は、お弟子さんをしかりつけ、「何度言っても覚えないなら仕方ない、もう手伝わなくていい」と怒っていた。

日本の昔ながらの師匠と弟子ってこういうのだったんだろうか思いながら、聞いてても決していい気分はしなかった。

どうしてもっと優しく教えることが出来ないんだろう。

あれでは、覚えたくても恐くて覚えられないと思う。

後で話して、娘は「人を育てるって大変やなぁ」と言った。

そういう状態の中で、娘はこうして欲しい、ああして欲しいということがあったが、あまり言えなかったと凹んでいた。

しかもあいにくの雨。

私は娘にとって晴れの日だから、精一杯祝ってやりたくて、大津のプリンスホテルで、ケーキとお茶でも飲まないかと提案した。

琵琶湖のほとりにあるゆったりとしたロービーと喫茶があるのでいいだろうと思った。

ここで写真もいっぱい撮れた。

その後、西武百貨店にいき、あれこれみて、浜大津にあるあたか飯店で食事をした。

着慣れない着物のせいで、いつもほどは食べられなかったようだが、ふかひれスープが気に入ったようだった。

夜8時半頃家に戻り、今度は上の娘のバイト先に向かった。

今日も一日よく動き回った。

ただ引越しの準備がまだほとんどできていない(苦笑)




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by lacan_msl | 2008-03-20 01:12 | Comments(0)
ラカン精神科学研究所移転のお知らせ
3月23日(日) ラカン精神科学研究所を京都市から滋賀県大津市に移転します。

ホームページやセラピー日記を見た方々から、メールやお電話などいただいておりますが、移転に伴いしばらくの間メール・電話がつながらなくなります。

固定電話は3月23日(日)~27日(木)の夕方まで連絡がとれなくなります。

パソコンのメールについては、同じ期間かもう少し伸びる可能性があります。

この間の連絡は、携帯電話 090-7357-4540 へお電話ください。

3月23日(日)までは、今まで通り、075-644-8126 または 050-1035-4401に、

3月27日夕方以降は、077-500-0479 でつながり、FAXも同じ番号となります。

《引越し後のラカン精神科学研究所のセラピールーム・支所》

大津セラピールーム(駐車場あり)
  〒520-0001
    滋賀県大津市蓮池町13-6 コーポ唐崎103号室

    JR「京都駅」から湖西線で三つ目の駅「唐崎」下車、徒歩5分
          (京都→山科→大津京→唐崎)

京都支所(駐車場なし)
  〒606-8234
    京都市左京区田中春菜町2-6

福岡支所(駐車場なし)
  〒812-0053
    福岡市東区箱崎5-11-3

クライアントの皆さんはじめ、落ち合わせいただきご相談・分析に来ていただく方々には大変ご迷惑をおかけします。




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by lacan_msl | 2008-03-19 09:27 | ラカンMSLからのお知らせ | Comments(0)
分析家の独り言 81 (子育て)
子どもさんを連れて分析に来られるお母さんもいる。

分析中、子どもは置いてある積み木で遊んだり、絵を描いたりしながらお母さんを待つ。

ただおとなしく待っていてくれるとは限らない。

分析の話が中断することもしばしば。

「おかあちゃん、一緒に作って」と子どもが呼ぶ。

ALL OK の話を聞いているので、お母さんは分析中も、子どもの要求に応える。

お母さん自身、子ども時代にこんなふうには応えてもらってはいない。

してもらっていないことを、子どもにするのは大変なこと。

それでも、子どもが小さければ小さいほどしっかり対応すれば、後に大きな問題にぶち当たらずにすむ。

不登校やひきこもり、非行の子どもに悩む親御さんをいくつも見てきた、相談にのった、分析も母親教室でも話してきた。

それぞれに大変で、子どもも親もヘトヘトになる。

ここまで来る前に親が気がついていれば、と思うことが多々ある。

子どもが勝手に不登校や非行になったのではない。

そうなるにはそうなる原因があってのこと。

少しのくいちがい、間違いが、日々重なるうちに大きなずれとなり子どもと親の間に生じる。

それを子どもが小さいうちに気付き、修正できるにこしたことはない。

今一度子どもさんへの毎日の声のかけ方、関心の向け方、対応を振りかえってみてほしい。

私もギリギリのところで修正でき、娘たちをつぶさずにすんだ。

だからこそ母親教室などで子育て相談をし、少しでも親と子が絆をつくり、良い関係を築けるようにと思う。


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by lacan_msl | 2008-03-18 00:50 | 分析家の独り言 | Comments(0)
分析家の独り言 80 (生きたお金)
子どもへの対応「ALL OK 」をする中で、お金や物を要求されることが多々ある。

非行に走った子どもが、一度に80万円を要求することもあったというAさん。

そのAさんは、そのお金を子どもに渡すときに、このお金があったら何日食べられるだろうと思ったという。

借金をしてまで子どもにお金を出すのだから、それも当然といえば当然。

私も子どもにお金を要求されたり、何かを買って欲しいといわれたとき、「いいよ」と言いながら、心の中では「またか」とか、「高いなぁ」と思うことがあった。

しかし、あるとき自分で決めた。

どうせお金をだすのなら、気持ちよく出そうと。

口では「いいよ」とr言いながら、気持ちが伴わなければ、そのお金は生きないのではないかと思った。

同じことをAさんも言う。

渋りながら、嫌々出したお金は生きないと。

また分析では、こうと決めることが大事であるという。

私の場合、子どもの要求されて出すお金は、気持ちよく出すと決めてからは、一瞬「嫌だな」という思いがよぎるが、すぐにそれを打ち消すように、「気持ちよく、喜んで出すと決めたんでしょ」と、もう一人の自分がささやく。

そうすると、ウジウジと思わなくてすむようになった。

金は天下のまわりものというように、気持ちよく出さないと、気持ちよく入っても来ないのではないかと思った。

それは、自分を納得させるためのものだったかもしれないが、結果的には良かった。

私としてはそれほど何でも買ってやれたとは思っていなかったが、娘が「欲しいものは何でもお母さんに買ってもらえる」「だけど、今度は自分で働いたお金で、自分の欲しいものを買いたい」と言い出した。

アルバイトをしたことのない娘が、アルバイトを始めようと思っているようだ。




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by lacan_msl | 2008-03-18 00:43 | 分析家の独り言 | Comments(0)
分析家の独り言 79 (分析理論・養成講座)
福岡で、20代の女性クライアントが、インテグレーター養成講座を受けはじめた。

分析家になりたいという明確な意思を持って。

第1回の講座内容は、自我論のⅠ 胎児の世界、新生児の世界、乳幼児の自我と対象関係の発達

私もそうだったが、胎児や新生児の世界は私たちが想像していた世界とは違い、そのことに驚き興味を持ったれたようだった。

胎児や新生児を理解し、それを知った上で子育てするだけでも、随分違ったものになると思う。

私もクライアントのように、せめて子どもを産む前に知っておきたかった。

理論を学ぶ人たちやクライアントは、口をそろえて同じこのセリフをはく。

私は前々から言っている。

この理論をこれから子どもを持つ可能性のある若い人たちに是非学んで欲しいと。

できることなら、高校や大学で、分析のせめて発達論を教えて欲しい。

英語や数学もいいが、それ以上に生きていく上で大変役に立つ。

ホームページ、ブログを見たとメールや問い合わせをいただく。

理論講座を受けたいといわれる方や、分析を受けてみたいう方、母親教室の依頼などなど。

少しでも興味を持ってもらるように、もうどうにもならないと諦めている人たちに、取り組めば道は開くと願いつつ、ブログを書いている。


母親教室、分析理論講座、インテグレーター養成講座の詳しい内容はこちらをごらんくさい。

<母親教室のご案内は>こちらをクリックして下さい。

分析理論講座の詳しい開催日程はこちらです

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by lacan_msl | 2008-03-15 21:53 | 分析家の独り言 | Comments(0)
分析家の独り言 78 (分析家)
分析を受けると、自分を振り返り、自分の子育てを反省させられる。

分析の中で、分析の専門用語が出てきて、理論的に説明されることもあり、それもまた興味深かった。

私は分析を受けながら、受けるだけではなく、自分が分析家になりたいと思うようになった。

自分なりに、分析の本を読んだりしたが、専門書は読みにくくわからないことが多かった。

分析家になるにはどうしたらいいのか、その方法がわからなかった。

分析を受けて2年が過ぎた頃、私のスーパーバイザー大沢氏が自宅でインテグレーター養成講座を開くというのを聞いた。

大沢氏の自宅は埼玉県、京都からはあまりに遠い。

いくらなんでも無理でしょうと言った私に、「新幹線を使えば来られますよ」と、サラッと先生は言った。

新幹線で月2回、京都から埼玉へ通う? そんなことできるの?

悩んだ末、結局私は通うことにした。

どうしても、大沢氏の説く分析理論が知りたかった。

3年日間計70回あまりの講座を受け、自分をインテグレーター(分析家)と規定して、今に至る。

クライアントから、臨床心理士か何かの資格をもっているかとか、どこの大学で勉強したかなど聞かれることが良くある。

私は、「社会的な資格は一切ありません」「大学も今の仕事とは全く関係ないところでした」という。

私たちインテグレーターは、自分で自分をインテグレーターと規定する、それは自分が自分に与えた資格。

これほど厳しい資格はないと自負している。

私は自分を含め人への関心を向けられないようになったら、インテグレーターの看板は下ろさなければならないと決めている。

分析に取り入り組んで14年、節目の年である。

決断をせまられ、自分を試されることがある。




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by lacan_msl | 2008-03-11 01:06 | 分析家の独り言 | Comments(0)
分析家の独り言 77 (人と人の交流の基礎は母)
今日、大阪にある専門学校で服飾を学んでいる娘が「ミニ・パッサージュ、見に来て」というので、行ってきた。

ミニ・パッサージュとは1年生の締めくくりに、自分でデザインし、パターンをひき、縫いつくった服を、自分か友達にモデルとなって着てもらう小さなファッション・ショーのこと。

ああでもない、こうでもないと四苦八苦していたのを見てきた。

そして今日、自分のつくった服と、友人に頼まれてモデルとなり、娘は3回の出演だった。

娘はこの専門学校に入る前、4年間京都の会社に勤めていた。

その会社の人、二人がわざわざ有休を取って見に来てくれた。

娘から二人が来てくれることを聞いていたので、終わってから挨拶と御礼を言いに行った。

一人は娘の直属の上司であった30代の男性、もう一人は部は違ったが、私と年齢の近い女性。

「わざわざ、有休をとって、娘のためにきていただいてすみません」と言った私に、

「実際にみられるというので、連絡をもらって、絶対行くと言いました」と女性。

娘をデジカメで撮っていた男性は、「今日デジカメを買ってきました」と。

えっ、それって、娘を撮るためにわざわざ今日買ってこられたということ? それはそれは申し訳ない。

その人は「幼稚園の行事をカメラにおさめる父兄の気分です」と言われた。

ありがたくて、その言葉が心にしみた。

会社を辞めてからも付き合いがあり、こうしてわざわざ来てくれる人たちがいる。

あの無茶苦茶な娘は、ちゃんと人との関係を結んできてたんだと思った。

無茶苦茶というのは、例えば、前の日、私が寝ているところにいきなり入ってきて、「なぁ、まあちゃん(私のこと)、緑のアイシャドウ貸して」といって持っていった。

しばらくして、もうすっかり寝ていた私に、「下に干してあった、ベージュのブラジャー、明日貸して」という。

私は眠気半分に、「それなら今付けてる」というと、「取って」「貸して」と。

え~、今 !? と思いながら、いわれるままに外して渡した。

「わ~、あったかいなぁ」と娘。

「当たり前やん、今まで付けてたんやから」と私。

今日、友人のモデルとなってきた服が真っ白のブラウスで、ブラジャーがうつらないようにベージュの物が必要だったということがわかった。

人が寝ていようが、どうしていようがお構いなし、勘弁してよと思うが、娘に言われると私もつい動いてしまう。

自分の娘時代を振り返る。

こんなことを私は母に言っただろうか、しただろうか、いやしていない。

講座のなかでの大沢氏(スーパーバイザー)の言葉が思い出される。

子どもが何かを要求したり頼んでくると、邪魔くさいとかまたかと思うが、それは子どもが親である自分を信頼して言ってきていると取れない、と。

子育ての場面で、その親自身の養育状況が再現される。

自分を受け入れられ、その母親との間に信頼関係を結べた人は、子どもが要求をだしたときに、自分を信頼して頼ってきてくれたと取れる。

しかしそうではなく、拒否され否定されることが多く、自己否定感が強い人は、子どもの要求を面倒くさい、嫌だなと感じる。

そして、人は人の中にいて、関心や思いやりを掛け合うことで、人たる。

その関係はまず、母親と子どもの間で行われ、培われていく。

母との関係でつまずいたなら、その先の他者へ関係を広げていくことは難しい。

だからこそ、お母さん方頑張りましょう、と私は言う。




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by lacan_msl | 2008-03-07 00:24 | 分析家の独り言 | Comments(0)
分析家の独り言 76 (不登校、母親教室より)
あるクライアントの小学生の子どもさんが、不登校している。

私は24時間体制に入ったのだから、しっかり世話しましょうという。

24時間体制とは、0歳児に戻った状態。

だから、寝るも、食べるも、お風呂に入る、遊ぶ、全て母親と一緒にして、母親が世話をする。

肉体の年齢に関係なく、精神的な成長が未発達であるため、欠けたところからやり直し、埋めてく。

これを『育て直し』という。

母親の庇護のもと、何を言っても、何をしても受けいられ、母親との間に基本的信頼を築いていく。

これはフロイトがいった、口唇期の発達課題である。

呼べばすぐ母がきてくれ、不快であったものを快に変えてくれる。

ほぼ良い母による適切な世話と愛情をうけ、子どもは生き返る。


その中で、学校の問題とぶち当たることがある。

学校にいないで、家でゆっくりしている子どもは当然この時期勉強をしない。

それももちろんOKで、「勉強しなさい」などとは言わない。(0歳の赤ちゃんに勉強しなさいといわないのと同じ)

ところが、学校は放っておいてくれないことがある。

授業の時間をわざわざ使い、休んでいる子どもに手紙を書かせたりする。

子どもたちは、学校に来られない子どもを心配し、「早く学校に来てください」などと書く。

その手紙を読むことは、不登校している子どもにとってはプレッシャーになる。

私の娘が不登校しているときそういう手紙を担任が家に持ってきたが、娘は一切見ようとせず「捨てて」といった。

善意も時には人を子どもを追い詰めることがある。

そこは母親が盾となり、子どもを守ってやらなければならないことが多々ある。

学校へ行かなくてもいくらでも生きていける、学校が全てではないことを親が理解し、子どもに接することがまた難しい。

あるクライアントが言った。

「自分は学校に行きたくないとは親に言えず、無理をして学校に行き続けた」

「しかし、わが子は学校に行っていない。」

「この子はもう一人の私、学校に行かない自分」

「学校に行かないのも有りでよかったんだ」

「学校に行かないとどうなるかは、この子が見させてくれる」といった。

クライアントは覚悟を決めた、わが子の不登校を認めこれでいいんだと。

そして、分析は不登校の子どもを学校に返すことを目的とはしない。

その子がいきいきと生きられるようにする、それが学校へ行くことかもしれないし、別の場所かもしれない。

それはその子が決めることである。

いえることは、適切に世話をすれば、自ら主体性をもって動く子になる。

その対応法を、精神分析の発達論など、理論の裏付けを持ってアドバイスするのが、分析であったり母親教室である。


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by lacan_msl | 2008-03-05 10:27 | 分析家の独り言 | Comments(0)